2017年2月21日火曜日

藤川球児選手の投球フォーム(スローモーションあり)

藤川球児選手の投球フォーム映像(スローモーションあり)です。動画はこちらからご覧下さい。→YouTube/ニコ動の参考にならない動画集

平均球速148km/h(最速156km/h)のストレート、フォーク、カーブを球種としています。特にストレートは日本プロ野球界トップレベルのスピン量を誇り、リリースされてから捕手のミットまでほとんど落下せずに届きます。初速と終速の差も小さく、打者からは浮き上がってくるように見える事から「火の玉ストレート」と呼ばれ、三振の山を築きました。本人曰く、リリースの瞬間・最後までボールを指先で押し込むようにして投げる事で、スピン量の多いストレート投げる事ができているとの事です。

以前は膝を折って沈み込みながら投球する癖があり、1軍でなかなか結果が出せないでいたそうです。その癖を見破った山口高志投手コーチから「上から投げ下ろすようにボールを叩きつけて投げろ」というアドバイスを受け、靭やかさを残しながら右膝をあまり折らずにタメを作って投げ下ろすフォームに改善。すると下半身・軸足を上手く使えるようになり、途端に球速が増加したそうです。

2013年からメジャーリーグのシカゴカブスに所属していましたが、現在では再び阪神タイガースに戻っています。登板過多によって近年はかなり球速が落ちており、今後の球威復活とそれによる活躍が期待されます。

2017年2月18日土曜日

チェン・ウェイン選手の投球フォーム(スローモーションあり)

チェン・ウェイン選手(本名:陳偉殷)の中日ドラゴンズ時代の投球フォーム映像(スローモーションあり)です。動画はこちらからご覧下さい。→YouTube/ニコ動の参考にならない動画集

球種はストレート、ツーシーム、大小2種類のスライダー、カーブ、フォーク。球の出所が分かりづらく、ゆったり軽く投げているように見えるフォームなのですが、ストレートの球速は140km/h後半、最速154km/h出るので私はそれが未だに不思議でなりません。それだけ力感のないフォームです。ストレートもスピン量が多くコントロールも安定しており、打者の手元でよく伸びる印象があります。現在はメジャーリーグのボルチモア・オリオールズ→マイアミ・マーリンズに所属しており、活躍が期待されています。台湾出身ですが日本での生活が長かったため流暢な日本語を話す事ができます。ちなみに登録は左打ちですが実際には両打ちであり、バッティングも得意なのだそうです。

2017年2月13日月曜日

澤村拓一選手の投球フォーム(スローモーションあり)

澤村拓一選手の投球フォームの映像(スローモーションあり)です。動画はこちらからご覧下さい→YouTube/ニコ動の参考にならない動画集

先発していた頃の球種は平均球速148km/h前後(最速155km/h)のストレート、スライダー、カーブ、フォークであり、稀に変化の小さなカットボールやツーシームも投げます。しかしクローザーになってからはスライダーとカーブはほとんど投げず、ストレートとフォークを中心に投球を組み立てています。特にフォークは最速147km/hにもなり、空振りを奪う(奪三振率はそれほど高くない)のに適しています。
彼は高負荷の筋トレを行っている事で有名でそれによって平均球速も高い位置をキープしていると思われますが、全体的にコントロールは今一つで、スリーボールになったり暴投になったりする事が多く、打たれていないにも関わらず自らの失投でピンチを招く場面をよく見ます。

2017年2月11日土曜日

石川雅規選手の投球フォーム(スローモーションあり)

石川雅規選手の投球フォームの映像(スローモーションあり)です。動画はこちらからご覧下さい。→YouTube/ニコ動の参考にならない動画集

スリークォーターから平均球速135km/hのストレート、スライダー、カーブ、スクリュー、カットボール、シュート、チェンジアップなど、多彩な球種を駆使してバッターを打たせて捕ります。特に球速90km/h前後という超低速のスローカーブを投げる事があり、「カツオカーブ」と呼ばれています。コントロールピッチャーの中でも取り分け球速がないのですが、その代わりに抜群のコントロールを持ち味としており、四死球はセ・パ両リーグ通じてもトップクラスの少なさです。ちなみにこの「カツオ」というのは見た目が似ているという事で、2005年に当時チームメイトだった青木宣親選手から命名されたアダ名だそうです。本人も気に入っているとの事。

2017年2月9日木曜日

吉見一起選手の投球フォーム(スローモーションあり)

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ノーワインドアップのスリークォーターから平均球速140km/h(最速146km/h)のストレート、スライダー、フォーク、チェンジアップ、シュート、そして稀にカットボールも投げます。私は見た事はありませんがパームボールも投げる事ができるそうです。一方、多くの投手が投げるカーブは投る事ができません。

前述の通りスリークォーターなのですが、ボールをリリースする位置がかなり前の方になっており、球持ちが非常に良い特徴があります。それに加えてゆったりとしたフォームのため、ボールがリリースされるのが遅く感じ、バッターにとって球速以上に速く感じさせる事ができます。それでいてストレートとその他の変化球を全て同じフォームで投げる事ができ、かつ全ての球種を四隅へ正確にコントロールする事ができます。特に2ストライクに追い込んでからは圧倒的な強さを誇っており、打たせて捕るコントロールピッチャーの中では見逃し三振も多いというのが彼の大きな武器です。しかしその球持ちの良さは怪我と紙一重であり、過去何度も肩や肘などを怪我しています。

2017年2月8日水曜日

牧田和久選手の投球フォーム(スローモーションあり)

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アンダースローよりも更に低い位置からリリースし、平均球速130km/h(最速137km/h)のストレート、スライダー、カットボール、シンカー、チェンジアップと多彩な球種を投げ分けます。

同じアンダースローの渡辺俊介選手と大きく違う点は、牧田選手の方が渡辺選手よりも球速が10km/h前後速いという点です。特にストレートは最速137km/hで、球界で活躍しているオーバースローのコントロールピッチャーと同じぐらいの球速が出ます。この球速とそのリリースポイントの低さによってストライクゾーンよりもかなり高めのボール球でも空振りを奪う事ができます。低い位置でリリースされているので球速以上に速く感じ、振り遅れ、バットを振ってしまうようです。それに加えてアンダースロー特有の球速の遅い変化球も持ち合わせているので、緩急でもバッターを打ち取る事ができます。

また、彼のクイックモーションは非常に速く、アンダースローの弱点である「モーションが遅く、盗塁を許しやすい」事を克服しています。更に走者がいない場面でもそれを投球に混ぜる事で、打者のタイミングを外させ、幻惑します。一部の人の間ではよく卑怯と言われますが、アンダースローにも関わらずそれぐらい高速なクイックモーションです。

2017年2月6日月曜日

杉内俊哉選手の投球フォーム(スローモーションあり)

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ランナーのいない場面でも常にセットポジションで構え、非常にゆったりとしたフォームから投球を行います。球種は平均球速140km/hのノビのあるストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップを投げます。球速自体はそれほどある訳ではないのですが非常にコントロールが良く、全ての球種を四隅に投げ分ける事ができます。四死球もかなり少ないのですが、2ストライク後は積極的に三振を奪いに行く事が多く、非常に奪三振の多い投手でもあります。

特に彼の一番の持ち味はチェンジアップです。彼は通常のチェンジアップの握りとは異なり、中指を浮かせ、人差し指と薬指だけを縫い目にかけるようにして握っています。それをストレートと同じようにバックスピンをしっかりかけ、かつ「ストレートよりも腕を速く振るイメージ」で投げており、できるだけバッターの手元でボールが変化するようにしています。またチェンジアップだけでなく全ての球種を「リリースの瞬間だけ力を込める」ように心がけているそうです。それによって「腕を振ってから球をリリースしている」とも言われるほどゆったりとしたフォームになり、バッターも非常にタイミングが取りづらくなっています。

2017年2月4日土曜日

攝津正選手の投球フォーム(スローモーションあり)

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球種は平均球速139km/h(最速148km/h)のストレートと速度や変化の違う数種類のシンカーを中心として、その他にカーブやスライダーがあり、これらの球種でバッターを打たせて取ります。テイクバックが非常に小さく、バッターにとって非常にタイミングが取りづらい投球フォームをしています。そのフォームでありながら全ての球種を同じフォームで投げる事ができ、かつ四隅に投げ分ける抜群のコントロールとスタミナを持ち合わせています。尚、その抜群のコントロールはダーツで培った(本当かどうかは分かりませんが、投げ方を見れば確かにそう言えるかもしれません)そうです。

2017年2月3日金曜日

ティム・ウェイクフィールド選手のナックルボール

ティム・ウェイクフィールド選手の投球、彼の球種であるナックルボールの映像です。動画を見てみるとボールの縫い目がそのまま見えるのがよく分かります。
動画はこちらからご覧下さい。
→動画:その1/その2/その3/その4

彼は投球のほとんどがナックルボール(稀にストレートやカーブも投げる)というMLBでも極めて稀なナックルボーラーです(彼は2012年2月に引退)。
ナックルボールは無回転なので空気抵抗と重力によって縦に激しく落下しますが、キャッチャーミットへ届くまでの間に縫い目が僅かに変化(1回転~2回転程度)する事でボール後ろの空気の流れが乱れ、左右の変化はもちろん縦の変化(落ちにくくなったり、急激に落ちたりする等。ただし浮き上がったりはしない)もランダムになるのが大きな特徴です。バッターはその変化を予測する事が難しく、非常に打ちづらい「魔球」とされています。当然キャッチャーも捕球が難しいので専用の捕手や専用のミットが必要になります。
球速がそこまで必要ないために肩や肘への負担が少なく、投球回はもちろん現役を長く続ける事ができます。実際に彼も43歳頃まで現役を続け200勝を、過去にはフィル・ニークロ選手も48歳まで現役を続けて318勝を挙げています。

2017年2月1日水曜日

クレイグ・キンブレル投手の投球フォーム(スローモーション)

クレイグ・キンブレル投手の投球フォーム(スローモーション)の動画です。動画はこちらからご覧下さい。
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球種は平均球速154km/h(最速160km/h)のフォーシームストレートと138km/h前後のカーブの2つのみですが、球速とノビが両立されたストレートと切れ味と球速を兼ね備えたカーブで三振の山を築きます。抑えとして活躍しており、2011年、2012年と連続で最多セーブを記録しています。
オーバースローというよりは少し斜めから腕が出てくる形であり、体の回転によって生まれた遠心力で腕を回転させています。しかし力みがなく、踏み出した方の足の膝も伸ばされていて体の上下動がありません。そのためフォームが非常に安定していてコントロールも容易になっています。そのコントロールによってストレートとカーブだけでも勝負をする事ができるのです。